罪悪感ゼロ!夏のヘビロテおやつ
夏はどうしても冷たいものを食べたくなりますよね。ゼリーやプリンも美味しいですが、私がハマっているのはサイリウム(オオバコ)パウダーで作るわらび餅風のスイーツ。
作り方は超簡単!しかも少ない材料でできるので、週1以上のペースで作っています。(笑)
低糖質な上、サイリウムは食物繊維豊富で便秘改善にも効果がありますよ。
不溶性食物繊維は、食べ過ぎると逆に便秘が酷くなることもあるので、ほどほどに~!
作り方
材料(2~3人分)
- 水:300ml
- 粉茶(緑茶パウダー):パッケージの記載量で水300ml分 *1
- サイリウム(オオバコ)パウダー:大さじ1
- ラカントS(顆粒):お好みで *2
- きな粉:適量
- 塩:微量 *3
手順
- 耐熱ガラス容器に水を入れ、粉茶(緑茶パウダー)を溶かして緑茶を作ります。
- 手順1.で作った緑茶に、サイリウム(オオバコ)パウダーを少しずつ入れながらかき混ぜます。
ダマになりやすいので、手早くかき混ぜるのがポイント。
多少ダマが残っていても、加熱すると消えるので大丈夫です。 - 電子レンジ600Wで3分~3分10秒加熱。(蓋はしないこと!)
- 粗熱がとれたら、サランラップなどで蓋をして冷蔵庫へ。
- 十分に冷えたら、食べやすい大きさにカットします。
- きな粉、ラカントS、塩を混ぜたものをかけて完成!
備考
*1 緑茶味が不要であれば、手順1.は省略してプレーン味にしても大丈夫です。
*2 手順1.で甘みをつけても良いですが、ラカントSの顆粒はお水に溶けにくいので、私はきな粉に混ぜています。また、餅自体に味をつけるよりも、きな粉に甘みがあるほうが、食べるときに最初に舌に触れることで甘さを感じやすいと思います。
*3 甘さを引き立てるためにほんの少量入れていますが、なくても大丈夫です。
私はiwakiの蓋つき耐熱ガラス容器「パック&レンジ」の450mlタイプを使用しています。300ml作るのにちょうど良いサイズで、混ぜるところから電子レンジ、冷蔵保存までこれ一つで出来るので、洗い物が少なくて楽ちんです。
市販のわらび餅との違い
市販のわらび餅の糖質量
市販のわらび餅の栄養成分表示は、付属のきな粉も含めた表示が多く、わらび餅自体の糖質量は不明なものも多いです。
付属のきな粉は砂糖が入っているため使わず、別途きな粉を用意して糖質オフすることは可能ですが、わらび餅自体は果たしてどれくらいの糖質量になるのでしょうか。考察してみましょう。
市販のわらび餅には以下の3種類があります。
- わらび粉100%
- 澱粉 + わらび粉を数パーセント配合
- 澱粉100%
わらび粉は原料となるワラビの根から少量しか作ることができない上、製造に手間がかかるためとても高価です。それ故、市販の安価なわらび餅の多くは、わらび粉のかわりに甘藷澱粉というさつまいものデンプンを粉にしたものが使われています。
炭水化物 | 82.0g |
食物繊維 | 0g |
糖質 | 82.0g |
今回ご紹介したサイリウムを使ったレシピと同じ水300mlでわらび餅を作る場合、一般的なレシピでは澱粉60g程度が必要で、その糖質は49.2gとなります。3人で食べる仮定して1人前あたり16.4g。けっこうな糖質量ですね…。
更に、わらび餅自体に砂糖で味付けされているものが殆どです。市販わらび餅のレシピはメーカーごとに異なるため一概には言えませんが、きな粉に砂糖を入れずに食べたとしても、わらび餅自体が糖質の高いスイーツであることがわかります。
低糖質わらび餅風スイーツの糖質量
炭水化物 | 90.0g |
食物繊維 | 90g |
糖質 | 0g |
炭水化物 | 29.5g |
食物繊維 | 15.3g |
糖質 | 14.2g |
甘味料はラカントSを使うので、血糖値を上げる糖質は実質きな粉だけです。きな粉をたっぷり大さじ2杯(約15g)食べても、糖質は2g強。とても低糖質なスイーツです。
*4 糖質量は文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告「日本食品標準成分表2020」から算出。炭水化物から食物繊維を除いた残りを糖質として表記しています。
*5 サイリウムパウダーは日本食品標準成分表2020に未掲載のため、購入商品「奇跡のオオバコ サイリウムハスク」のパッケージに掲載されている成分表示(2023年7月18日購入)を参照しています。