食生活改善して1年で変わったこと

食生活改善から1年、心と身体の変化7選

正確な日付は覚えていませんが、8月上旬で食生活を改善してから丸1年が経過しました。

糖尿病治療の一環としてはじめた糖質オフ生活ですが、単純に糖質オフするだけでなく、少しずつ栄養に気を配るようになり、心と身体に様々な変化をもたらしました。

せっかくなので、食生活改善に伴う変化の一例として記録しておこうと思います。

目次

フィジカルの変化

体重・体脂肪率の推移

体重・体脂肪率変動グラフ(2022年8月~2023年8月)
日付体重体脂肪率
2022年8月6日57.8kg29.4%
2023年8月5日50.0kg21.9%

現在もゆるく減少し続けていて、最近は体重49kg台になる日もあり、体脂肪率は20%を切りそうな数字をウロウロしています。

そろそろ減少ストップしても良い頃では?と思っているのですが、どこまで減るんですかね…。

見た目がスレンダーに

ひと目でわかるくらい全体的に細くなりました。久しぶりに会う人はもちろんのこと、頻繁に顔を合わせる人にも「痩せたよね~」と言われます。

中年で肉々しい身体つきだと、どうしても妙な色気(というか熟女感?)が出てしまうのが気になっていましたが、肉感が減ってヘルシーな雰囲気になったのが嬉しいです。

特に肩周りとウエストは自分でも感じるほどほっそりしました。ジャケットは11~13号を着ていましたが7~9号に、デニムは3~4インチダウンです。おかげで今シーズンは洋服をかなり新調しました。

若い頃から常にぽっちゃり体型だったので、洋服選びは「とにかく痩せて見えること」を一番に考えていましたが、今は体型を気にせずに洋服を選べるようになり、ファッションの選択肢が広がりました。

これだけサイズが変わると頭の中のサイズ感がバグってしまい、通販で洋服を買うのが難しいですが、実店舗で「入るサイズがない!」という事態がないので、試着するのが楽しくなりました。

濃い味付けが苦手に

薄味を好むようになりました。というか、米・パン・麺の摂取量を減らすと、必然的に濃い味は食べづらくなります。

糖質オフをしてみてわかったことですが、日本の食事は白米を主食として考えられているため、おかずの味付けが濃いものが多いです。むしろ、白米をたくさん食べるために、漬物まで用意されているのか!?と何かの陰謀を感じます。

血糖値スパイクの予防に「野菜 → 肉・魚 → 米」の順番で食べることが推奨されていますが、これを実践するとおかずの味が濃すぎると感じ、野菜は味付け無しで食べたくなります。

この食生活を続けていたところ、3ヶ月ほどで薄味のほうが美味しいと感じるようになりました。

肌がきれいに

肌艶が良くなりました。食事以外の生活習慣は何一つ変わっていないので、体内ケアは大切なんだなぁ…と思います。

「食べるものが身体をつくる」と言われますが、肌も同じ。細胞の元となるたんぱく質をしっかり摂取して、ビタミンやミネラルのバランスを整えることで肌質は改善されます。

また、近年話題の老化物質(AGE)は余分な糖とたんぱく質が結びついて生成されるもので、シワやたるみなどの肌老化にも影響を与えるとのこと。糖質が肌老化と関係しているとは驚きですね!

高い化粧品を買う前に、食生活を見直すべき!と切に思います。

メンタルの変化

飲食の意味を考えるようになった

糖質オフを始めてから、栄養について考える機会が増えました。写真映えするスイーツの多くは「カロリーは高いのにもかかわらず、栄養は空っぽ」だと知り、積極的に食べたいとは思わなくなりました。

以前は「美味しそう」と「食べたい」が直結していましたが、「美味しそうだけど、身体に必要なものか」を考えるようになり、せっかくエネルギーを摂取するなら、栄養が入っていないと勿体ないというマインドに変わりました。

もちろん、無性にスイーツが食べたいというときはあります。それは「身体ではなく心が必要としている」と考え、エンプティカロリーだと理解した上で割り切って食べるようにしています。

おやつに求めるものが変わった

菓子パンや焼き菓子、スナック菓子が大好きで、おやつと言えば糖質を摘んでいた私ですが、食生活を改善してから数ヶ月で、すっかりおやつの質が変わりました。

最近では、アーモンドフィッシュや刺身こんにゃく、焼き鳥のレバーなど、お酒のアテになりそうなものまで、おやつになっています。

私のおやつの定義
  • 足りない栄養を補えるもの
  • 繊維質で満腹感を得られるもの

あんなに糖質大好きだったのに不思議です。本当に糖質は中毒性があるのだと実感しています。精製された砂糖や穀物は、人間が欲を追求して生まれた、禁断の食べ物なのかもしれません。(笑)

食べることに罪悪感を抱かなくなった

しっかり食べているのに痩せていく体験をしたことで、食べることに罪悪感がなくなりました。

「つらいダイエットをしているのでは?」と思われることも多いですが、私自身はダイエットをしている感覚はなく、毎日たらふく食べて、実はしょっちゅうカロリーオーバーしています。

糖質をたっぷり食べていた頃は、血糖値は爆上がりで身体はダルいし、食べただけ太っていくので後悔や罪悪感がありました。そう思うと、今のほうが純粋に食事を楽しめているような気がします。

継続の秘訣

1年という期間は、ダイエット期間としては割りと長期であり、モチベーションの維持が難しいと思いますが、糖尿病患者にとって糖質オフは一生取り組むべき課題です。

重要なのは「頑張らないこと」、それに尽きます。

私自身はダイエットと捉えていなかったため、「ただただ健康な食生活を考えていたら、いつの間にか1年経過していた」という感じです。

常にベストを目指すのは良いことだと思います。でも、無理があれば続きません。ときには妥協して、ベターを積み重ねることで必ず結果はついてきます。

これからも「ゆるっと糖質オフ」を続けていきたいと思います。

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この記事を書いた人

1978年生まれ。運動することが精神的ストレスになるくらいの運動嫌い。31歳で2型糖尿病が発覚。44歳で一念発起し、ゆるやかな糖質オフをスタート。半年かけて体重58kg→51kg(身長158cm)に減量成功。

モットーは「頑張らない!無理しない!」

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